2009年12月4日にリリースされた弥生会計10シリーズの新機能と変更点をご紹介します。
弥生会計10プロフェッショナル2ユーザー新登場
「弥生会計10プロフェッショナル2ユーザー」が仲間入りします。
今までは、弥生会計を2人以上で同時にお使いいただく場合は弥生会計ネットワークシリーズを導入する必要があり導入コストが高額になっておりました。
弥生10シリーズから「弥生会計10プロフェッショナル2ユーザー」が仲間入りし投資コストを節減できます。
仕訳アドバイザーの改良
「弥生会計10スタンダード」「弥生会計10プロフェッショナル」「やよいの青色申告10」の仕訳アドバイザーは仕訳例を探しやすく改良されました。
また、昨今の業務変化に合わせた仕訳例も追加されています。(リース分割控除、リサイクル預託金など)
簿記の知識がない方にもより一層ご利用しやすくなりました。
「業種別テンプレート」4種類追加
「弥生会計10」では業種別科目テンプレートが4種類追加されました。
新たに追加された業種
・IT、情報サービス
・デザイン
・生保、損保
・運輸
業種特有のニーズに対応した科目体系がテンプレートになっているので会計ソフト、青色申告ソフトの導入がより一層簡単になります。
旧バージョンからのデータコンバート
弥生会計10プロフェッショナル、弥生会計10スタンダード、やよいの青色申告10でコンバート可能な旧製品
・弥生会計09プロフェッショナル
・弥生会計08プロフェッショナル
・弥生会計07R2プロフェッショナル新減価償却対応版
・弥生会計07プロフェッショナル
・弥生会計09スタンダード
・弥生会計08スタンダード
・弥生会計07R2スタンダード新減価償却対応版
・弥生会計07スタンダード
・やよいの青色申告09
・やよいの青色申告08
・やよいの青色申告07R2新減価償却対応版
・やよいの青色申告07
※ご注意事項!
・「やよいの青色申告」
弥生会計で作成したデータをやよいの青色申告でコンバートは可能ですが、事業所データの種類が「個人/一般」「個人/不動産」のデータに限ります。法人用データをコンバートすることはできません。
・「弥生会計10プロフェッショナル2ユーザー」
旧バージョンからのデータコンバート後に、2台のPCでデータを使用するための変換作業「マルチユーザー形式」への変換作業を行う必要があります。
デスクトップにある[弥生会計10データ形式移行ウィザード]のアイコンをダブルクリックして起動、または[スタート]メニュー-[すべてのプログラム]-[弥生シリーズ]-[弥生会計10]-[弥生会計10 データ形式移行ウィザード]をクリックして起動して下さい。
・上記以前のバージョン
弥生会計10シリーズを新規購入するとデータのコンバートができません。
入力済みのデータを引き続きご利用になりたいお客様は「バージョンアップ版」をご購入下さい。
弥生会計10シリーズではコンバート対象外となるバージョンのデータをコンバートするための「コンバートキット」付きで、特別価格で購入できます。
オンラインアップデート搭載
「やよいの青色申告10」「弥生会計10」ではオンラインアップデートが搭載されます。
最新機能の追加や、法令改正への対応、最新版の郵便番号辞書などの利用がインターネット経由で可能になります。
担当者の業務を止めることなく弥生シリーズとお使いいただけるようになります。
業務マニュアルの提供
「やよいの青色申告 10」「弥生会計 10 スタンダード」には「業務マニュアル」が提供されます。
従来の操作マニュアルに加え、年間の業務の流れに沿って、実際の取引を例に日々の帳簿や伝票の入力方法などを解説する「業務マニュアル」がPDFで提供されます。
はじめて業務ソフトを使われるお客様にも安心してご利用いただけるようになります。
弥生10シリーズの動作環境
Windows2000をご使用のお客様
マイクロソフト社がWindows2000、Windows2000Serverのサポートを2010年7月に終了するため弥生10シリーズからは、動作環境要件から外されます。
WindowsXPをご使用のお客様
WindowsXP SP3以降が動作環境要件です。
WindowsVistaをご使用のお客様
WindowsVista SP1以降が動作環境要件です。
(最新のSPとして、Windows VistaのSP2がマイクロソフト社より提供されています。Windows Vista SP2でのご利用をおすすめします。)