2010年12月3日発売の弥生会計の最新シリーズ「弥生会計11スタンダード」「弥生会計11プロフェッショナル」「弥生会計11ネットワーク」の新機能と変更点をご紹介します。
会計データテンプレートで事業所データを作成することができるようになりました
事業所データの新規作成ウィザードで、「データテンプレートを利用してデータを作成する」が追加されました。これを選択すると、弥生のダウンロードページからデータテンプレートをダウンロードし、事業所データを作成することができます。
会計データテンプレートの拡張子は.KDTです。
勘定科目の貸借区分が変更できないようになりました
登録済みの勘定科目の貸借区分が変更できないようになりました。変更する場合は、新たに勘定科目を作成する必要があります。
法人事業概況説明書の書式が増えました
法人事業概況説明書をOCR用紙の形式で汎用用紙に印刷できるようになりました。「A4/縦/モノクロ」を選択してご利用ください。
消費税申告書の新様式に対応しました
平成22年4月1日以降開始の消費税申告書の新様式に対応しました。「翌年以降送付不要」項目が追加されました。
注記表の文字数が増えました
注記表の文字数がこれまでは全角512文字までの制限がありましたが、全角1024文字まで入力可能になりました。
仕訳アドバイザーの改善
仕訳アドバイザーがマイページのコンテンツとして提供されます。これに伴い、仕訳アドバイザーをオンラインモードとオフラインモードの2つを切り替えて使用できるようになりました。
繰越処理の改善
次年度への繰り越しで表示される設定画面のうち、使用していない機能に関する画面が表示されなくなりました。
制御されるメニュー
・手形管理
・入出金予定
・預貯金管理
・借入金管理
データバックアップサービスの改善
弥生会計10まではデータバックアップサービスへ直接データを送信できるのは「バックアップ」だけでしたが、「データ送受信」からもデータバックアップサービスに直接データを送信することができるようになりました。
あんしん保守サポートが3種類のプランから選択できるようになりました
ベーシックプラン 弥生製品を安心して使えるための基本的なサービスを揃えたプラン
トータルプラン ベーシックプランに手厚いサービスを加えたプラン
セルププラン 法令改正のプログラム提供などサポート内容を限定して価格を押さえたプラン
PDFマニュアルの閲覧方法の強化
弥生会計10シリーズまではWindowsのスタートボタンから呼び出したPDFマニュアルは、弥生会計のヘルプメニューからも呼び出せるようになりました。
後継製品のオンラインバージョンアップを開始しました
サービスパックの提供や更新プログラムの提供のほかに、後継製品(弥生10シリーズの場合は弥生11シリーズ)のダウンロードとインストールができるようになりました。
マイページのサービス提供開始
マイページ専用の会員ID「弥生ID」にてさまざまなサービスを提供
弥生IDは弥生製品の保有状況にかかわらずメールアドレスのみで無料で登録可能。保有製品を登録することでライセンス認証の管理なども可能です。
同梱されるSQL Serverのバージョン
弥生会計11ネットワークにはSQL Server 2008 R2 Standardが同梱されます
弥生会計11プロフェッショナル2ユーザーにはSQL Server 2008 R2 Expressが同梱されます
対応OS
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows Vista SP1
Microsoft Windows XP SP3
弥生会計11シリーズで直接コンバートできるバージョン
旧製品をお使いの場合は、下記のバージョンは弥生会計11に搭載されているコンバーターを使用すると、弥生会計11にてそのデータをお使いいただくことができます。
弥生会計10シリーズ
弥生会計09シリーズ
弥生会計08シリーズ
※弥生会計07以前のデータをコンバートしたい場合は、弥生導入支援センターへお問い合わせください。