弥生販売の使い方に関する質問をご紹介します。
Q.弥生販売の得意先元帳に現金取引が表示されない
A.売上伝票の取引区分で「現金売上」を選択した伝票は、通常は得意先元帳に集計されないようになっていますが、条件設定ボタンで集計条件を変更し、表示させることができます。
クイックナビゲータ―[売上] - [得意先元帳] - [条件設定]
「現金売上」にチェックをつけてください。
※この条件設定は保存されませんので、弥生販売の得意先元帳で現金売上を集計したい場合はそのたびに操作を行ってください。
弥生販売の使い方に関する質問をご紹介します。
Q.請求締切処理のあとに訂正が発生したので、締切処理解除後に再度締切処理を行ったら、新たに請求番号がふられたので、締切処理解除前に付番された請求番号になおしたい。
A.ご質問のとおり、請求締切処理を解除して、再度請求締切処理を行っている場合は、当初の番号ではなく、新しい番号が発行されます。
また、請求番号を任意の番号から自動付番する機能はありません。
このような仕様なので、請求番号は気にせず使っていただくことをおすすめしますが、どうしても修正したい場合は、請求締切一覧表から修正が可能です。
メニューバー[請求締切一覧表] - [売上] - [請求締] - [請求締切一覧表]
修正したい請求書が含まれる「締グループ」「締日」を入力し[集計]ボタンをクリック
表示された一覧表にて、請求番号を変更してください。
弥生販売の使い方に関する質問をご紹介します
Q.弥生販売の得意先コード、仕入先コード、商品コードを削除したい
・もう取引がない得意先コードを削除したい
・終売になった商品コードを削除したい
A.そのコードで過去に1度でも伝票などを入力していると削除できません。
もし削除できてしまったら、過去の売上額・売上点数などの集計先がなくなってしまいます。
それでは過去の取引データをみたくなったときに不都合があるので、過去に使用しているマスタは削除ができないようになっています。
台帳の[参照表示]欄を[表示する]から[表示しない]に変更すると、それ以降は参照ダイアログに表示されなくなりますので削除の代わりにお使いください。
そのコードを使用しているとみなされる条件は以下のように伝票で使用しているケース以外の条件もあります。
<得意先台帳>
・各種伝票に入力している得意先
・他の得意先の請求先として使用している得意先
・請求書合算として使用している得意先
・納入先台帳の[得意先]で使用している得意先
・「今回の売上(入金)締切」で締め切った伝票に入力している得意先
<仕入先台帳>
・各種伝票に入力している仕入先
・商品台帳の[主たる仕入先]に使用している仕入先
・「今回の仕入(出金)締切」で締め切った伝票に入力している仕入先
<商品台帳>
・各種伝票の明細に入力している商品
・セット商品台帳に登録している商品
・構成部品台帳に登録している商品
・「今回の売上仕入)締切」で締め切った伝票で使用している商品
弥生給与の使い方に関する質問をご紹介します。
Q.弥生給与で過去の給与明細を印刷したい
A.過去の給与明細書は、給与の[処理月度]を印刷したい月度に変更すると印刷できます。
1.クイックナビゲータの[給与支払]タブから[処理月度]をクリックし、[給与処理設定]画面を開きます。
2.画面右上の[月度変更]をクリックし、印刷したい[処理月度]を選択して[OK]ボタンをクリックします。
3.[給与処理設定]画面を[×]ボタンで閉じます。
4.クイックナビゲータの[給与支払]タブから[明細入力 明細書の印刷]をクリックします。
5.[印刷]ボタンをクリックし、印刷を実行します。
6.過去の明細の印刷が終了したら、現在の処理月度に戻してください。
手順2の[月度変更]をクリックし、[処理月度]で現在(現在処理中)の給与を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
弥生販売06以前の製品からバージョンアップする場合の注意点をご紹介します。
最新の弥生販売では伝票番号の桁数は8桁ですが、弥生販売06以前の製品では伝票番号の桁数は6桁でした。
納品書などの印刷物は、弥生販売にあらかじめ用意されている印刷書式を使用する場合は、伝票番号は8桁まで印刷されるように自動調整されます。
しかし、帳票レイアウタで作成したオリジナルの帳票は、帳票コンバートを行っても伝票番号の桁数の部分は変更されません。
弥生販売06以前の製品で作成した帳票レイアウタを最新版の弥生販売で使用する場合は、帳票コンバートを行った後に、手動で伝票番号の桁数を変更する必要があります。