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2020年8月 7日

弥生給与で年次有給休暇を管理する

皆さまは年次有給休暇をどのように管理されていますでしょうか?

正社員、パートタイム労働者、業種、業態にかかわらず全ての労働者に対して、
与える必要のある年次有給休暇ですが、紙やExcelで管理をしていると、
給与明細書に従業員ごとの有休残日数を転記する作業や有休を付与するタイミングでの
計算等なにかと大変ですよね。

あまり知られていない機能ですが、弥生給与の中にも有給休暇の管理を行える機能があります。

今回は弥生給与の標準機能である「年次有給休暇」の機能についてご紹介いたします。

弥生給与のメイン画面の[設定]から[年次有給休暇]のメニューを起動します。

0807_1.PNG


前年度と本年度の2年間の有給休暇を管理することができます。0807_2.PNG


[前回]の付与日数、消化日数の欄に前年度の有休休暇の付与日数、消化日数を登録します。

[現行]の付与日数、消化日数の欄に今年度の有休休暇の付与日数、消化日数を登録します。
0807_3.PNG

時間単位の有休を運用する場合は、[時間有休所定労働]に所定労働時間を入力します。
7時間30分など1時間に満たない端数がある場合は時間単位に切り上げて入力します。
※時間単位有休の運用には労使協定の締結が必要です。
0807_4.PNG

[時間単位分]に時間単位で消化をした有休時間を入力します。
年間5日の範囲内で時間単位として与えることができます。
0807_5.PNG


入力した付与日数と消化日数から、有休残が自動計算されます。
こちらの有休残は、給与明細入力画面の[有休残日数]に直接反映します。
0807_6.PNG

有給休暇を付与する際は、
今回付与の対象となる従業員の[従業員名]左のチェックを入れ[付与]のボタンを押下します。

※付与する給与月度の入力前に行います。
※処理後は元の状態に戻せなくなるため事前にバックアップをお取りください。
0807_6.-2PNG.PNG


[年次有給休暇付与]の画面が表示されます。

[前回付与分に加算する日数]に前年から加算して付与する日数を入力します。
[付与日数の上限]には付与後の有給休暇日数の上限を入力します。
[有給時間付与上限]時間単位で取得できる有給休暇日数の上限を入力します。

0807_7.PNG

[年次有給休暇付与]の[付与]のボタンを押下すると[現行]の付与日数、消化日数が[前回]へ移行し、新年度の年次有給休暇の管理が行えるようになります。

0807_8.PNG


有給休暇を消化した場合は、給与明細入力画面の[有休日数]を入力すると自動的に[現行]の[消化日数]に加算されます。
0807_9.PNG


              ↓

0807_10.PNG


以上、『弥生給与で年次有給休暇を管理する』でした。


給与明細入力画面と連動していることで、転記が省略できる便利な機能ですので是非ご活用下さい。

サポートをご希望の場合はこちらまでお問い合わせください。

また以下の場合は、弥生給与の「年次有給休暇」のみでは管理が難しいため、
勤怠管理システムの導入をお勧めしております。


・勤続年数に応じた有給休暇の自動付与を行いたい場合

・年間5日間の有給休暇の消化状況の管理を行いたい場合

・計画有休の管理を行いたい場合

・有給休暇を付与するための出勤率を計算したい場合

・有給休暇の申請書の管理を行いたい場合


勤怠管理システムの導入については、弥生導入支援センターの関連サイトの
 【 業務ソフト導入支援塾 】 で月1回無料の相談会を実施しております。 

 詳しくはこちら勤怠管理システム導入相談会

【 業務ソフト導入支援塾 】
業務ソフトの導入相談・サポート・セミナーの実施まで企業の皆様を応援します。
http://www.gyoumusoft.jp/

2020年8月 5日

助成金・補助金政策の今~弥生製品連携のすすめ~

こんにちは!本日は「弥生製品間連携」についてご紹介させていただきます。
昨今のコロナ禍の影響を鑑み、政府や各自治体は助成金や補助金などの支援制度を設け、各事業者に対し事業継続のための支援活動を行っております。

例 ・IT導入補助金 (経済産業省)
  ・働き方改革推進支援助成金 (厚生労働省)
 ※ 8月5日現在

助成金や補助金を活用することで当初予定していた製品以外の追加導入や、要件を満たすために種類の異なる複数ソフトウェアの導入をご検討いただいている方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。その際に是非ご参考にしていただきたい機能が本日ご紹介する「弥生製品間連携」です。

1-1.png

※連携可能 弥生販売→弥生会計/やよいの顧客管理
      弥生給与→弥生会計/やよいの顧客管理


以上の図のように異なる種類の製品であっても、弥生製品間では一部データの直接連携が可能となっており、二重入力の手間を省くことが出来ます。例えば、弥生販売上で入力した売上・入金データを元に仕訳データを作成し、弥生会計に仕訳としてそのまま転送することができますので、弥生会計上で売上・入金に関する仕訳入力を行う必要がありません。


1-2.png
「弥生会計へ仕訳転送」メニューをクリック

1-3.png
仕訳を作成

1-4.png
弥生会計にて仕訳取り込み

1-5.png
仕訳転送完了(生成元が「販売」となっていることが確認できます。)


弥生給与においても同様に、入力した給与・賞与の支払データを仕訳として弥生会計へと転送することができます。また製品導入時に必ず必要になるマスターデータ(得意先や商品、従業員などの自社情報)の設定作業も弥生販売・弥生給与にて既に設定したものをやよいの顧客管理へ転送することで、二重入力の手間なくすぐに製品の利用を開始いただけます。

2-1.png
「弥生会計データの作成」メニューをクリック

2-2.png
集計期間や勘定科目を事前確認

2-3.png
「会計へ」ボタンをクリックし、弥生会計へ仕訳を転送

2-4.png
仕訳転送完了(生成元が「給与」となっていることが確認できます。)


異なるメーカー同士の製品間ではこのような直接連携は通常行えませんので、弥生製品同士だからこそ可能となる機能です。各種助成金をご活用いただける今、是非本機能をお試しいただき業務改善の一助としていただけますと幸いです。

本日はここまで。ご覧いただきまして誠にありがとうございます。
弥生製品のご購入やご相談はこちら


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株式会社ディー・マネージは、弥生カレッジ(弥生(株)認定のスクール)として、弥生会計・弥生給与・弥生販売等のセミナーを開催しています。
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