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2017年2月 3日

弥生販売の使い方に関するご質問「2回締めできますか?」

弥生販売の使い方に関する質問をご紹介します。

Q.毎月15日と月末の2回締めて請求したい得意先があります。弥生販売で管理できますか?


A.はい。

 ポイントが3つあります。
 【1】1ヶ月内に複数回の請求締切がある[締グループ]の作成
 【2】[得意先台帳]に新規で登録した[締グループ]を設定します。
 【3】請求締め切りの操作

【1】締めグループの作成方法

1.クイックナビゲータの[導入]タブから[請求締グループ]をクリックします。

2.[コード]欄に半角英数で入力します。
(ここでは「32」と入力します。)

3.[請求締グループ名]を入力します。
(ここでは「毎月15日、月末締」と入力します。)

4.[閉じる]ボタンをクリックすると入力した[締グループ]が登録されます。

※「月末締め請求のみ」、「15日締め請求のみ」の得意先もある場合に、1回締めと2回締めの得意先が混ざらないようするのが目的です。全ての得意先が15日・月末の2回締めなら、この作業をせずに、もともとある締めグループを代用しても問題ありません。


【2】得意先台帳で締日の設定

1.クイックナビゲータの[導入]タブから[得意先]をクリックします。

2.[コード]にカーソルがある状態で[参照]をクリックして
  1ヶ月内で請求締切が複数回発生する得意先を選択します。

3.[締グループ]欄で[参照]ボタンをクリックして
  作成した請求締グループコード「32」を選択し、[OK]をクリックします。

4.[登録]ボタンをクリックして[得意先台帳]を登録します。

※弥生販売は、複数の締日に対する回収サイクルを登録することはできません。
 回収サイクルを登録するときは、どちらかの締日に対するサイクルを設定しておいて下さい。


【3】請求締め切りの操作

1.クイックナビゲータの[売上]タブから[請求の締切]をクリックします。

2.[締グループ]欄で15日・月末締めの締グループ「32」を入力します。

3.[締日]欄に今回締切を行う日付を入力します。

4.[回収予定日]欄に回収予定日を入力します。

5.[集計]ボタンをクリックします。

6.今回の締切対象の請求先が一覧で表示されます。
  [締切]ボタンをクリックします。

2017年2月 2日

弥生販売の使い方に関する質問「弥生販売で一回だけの取引のお客様へ納品書を出せますか?」

弥生販売の使い方に関する質問をご紹介します。

Q.一見のお客様(今後取引があるかわからないお客様)への納品書を作成する場合でも、得意先マスタは作らなければならないでしょうか?


A.得意先マスタを最初に登録し、伝票入力時はコードを選択するだけの使い方ができるのが販売管理ソフトのメリットでありますが、取扱商品や事業内容によっては一回だけの取引がメインとなることもあるかと思います。このような場合は、面倒だと思われるのはごもっともです。


「諸口」「一見」などの自分がわかりやすい名称で得意先コードを1つ作成しておき、売上伝票を入力する際に名称を修正することができます。納品書には伝票で変更した名称が印刷されます。

この方法なら、得意先マスタをその都度増やす必要がないので、入力が楽ですがデメリットもあります。

・「名称」は売上伝票で修正入力できますが、「住所」は得意先マスタから参照するのみです。納品書へ住所も印刷する必要がある場合は、一回だけの得意先も得意先コードを作ったほうが良いでしょう。

・売掛金などの管理帳票がまとまってしまいます。入金のチェックをしやすくしたいなら、一回だけの得意先も得意先コードを作ったほうが良いでしょう。

・〇〇を買ったお客様へDMを送りたい。など情報を活用する場合は、一回だけの得意先も得意先コードを作ったほうが良いでしょう。

このように、メリットとデメリットがありますので、日々の入力を楽にしたいのか、それとも後で情報を活用したいのか?このあたりをいまいちど検討したうえで、お好きな方法で入力してください。

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株式会社ディー・マネージは、弥生カレッジ(弥生(株)認定のスクール)として、弥生会計・弥生給与・弥生販売等のセミナーを開催しています。
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