【セミナー情報】
《開催日時》2007年11月20日 13:00~16:00
《セミナー名》弥生給与08平成19年度年末調整/バージョンアップセミナー(拡大コース)
【本日の感想】
午後は引き続き3時間の拡大コースでした。
今年から給与担当になられた方や今年から弥生給与を導入された1年目の方、昨年の2時間のコースでは時間が足りなかった・・・という方が対象のコースでした。
通常より1時間拡大する事で聞いている方も集中力が切れてしまうかな?とも思いましたが、皆さん熱心にPOINTをテキストに書き込んでいらっしゃったのが印象的でした。
【'本日の一問一答】
《質問》
もう各従業員より各種申告書を回収し始めています。
年末は業務が立て込むので徐々に年調の処理を行いたいと考えています。
12月の最終給与データを入力する前に回収した申告書を基にした、生命保険や損害保険支払分等の金額入力は前倒しで入力してしまってよいのでしょうか?
《回答》
一番多かったご質問です。
先に各申告書の支払金額の入力を行って頂いて結構です。
また今年年末調整を行う方で前職分の源泉徴収票を既に回収している場合は、従業員設定の前職ボタンにて各金額も入力しておきましょう。
その後年調入力の画面でまず集計処理を行います。
そして年調入力画面の課税支給額や社会保険料控除、源泉徴収税額が取り込まれます(前職分を入力している方はその各数値も同時に取り込まれます)
但し、前職分の金額以外は12月の最終給与分が未確定な上での暫定数値です。
よって、間違いを防ぐためにも確定処理は止めておいたほうが無難です。(特に給与年調の方は最終の給与明細の画面に数値が反映されてしまいますので)
続いて実際に12月の給与処理を行った後は必ず再度年調入力の画面で再集計の処理を行ってください。
このとき一瞬集計の画面に出てくる各従業員の名前の右側に「集計済」と出てきてしまいます。
初めての方はこの表示に「ドキっ」としてしまうようです。
ですが、お名前をクリックすれば集計ボタンが押せるようになります!
複数の方であればCtrlキーを押したまま再集計をしたい方の最新数値を取り込んでください。
この作業を行う事で12月分も加味された上での課税支給額等の数値が取り込まれ、また各種最終の還付(徴収)額が再算出されていきます。
よって、この再集計という作業よく使いますので是非覚えておいてください。
【担当講師:澤口】
【セミナー情報】
《開催日時》2007年11月20日 14:00~17:00
《セミナー名》弥生給与08平成19年度年末調整/バージョンアップセミナー (拡大コース)
【本日の感想】
一年に一度のことのなので忘れてしまいそう、法改正などが多く自分ひとりではついていけないなどの理由から多くの方が毎年本セミナーへ参加されています。
毎年同じ操作説明となる部分も多いのですが、皆さん熱心にメモなどを取られ、年末調整の重要性を認識しており良い傾向にあると思いました。
来年1月の書類提出までは忙しいと思いますが、年末調整は給与所得者の1年間の所得税を精算する為の大切な手続きです。
本日の内容をしっかり確認しながら処理を行ってください。
【本日の一問一答】
《質問》
弥生給与07で今年の年末調整は行えますか?
《回答》
弥生給与計08では、以下の平成19年分年末調整処理に対応しております。
平成19年分の年末調整処理は、弥生給与08で行っていただくことをお勧めいたします。
定率減税が廃止されます。
平成19年分源泉徴収票の書式に対応しています。
「損害保険料の控除額」→「地震保険料の控除額」
所得税で受けられなくなった住宅取得控除を、住民税から控除できるように措置がとられるようになったため「住宅借入金等特別控除」欄には控除しうる住宅借入金等特別控除の額が印字されるようになります。
※「保険料・配偶者特別控除申告書」のデータ入力は「弥生給与07」で入力をしても問題ありません。データコンバータで入力内容は「弥生給与08」へ移行されます。
【担当講師:竹平】
【セミナー情報】
《開催日時》2007年11月20日 10:00~11:30
《セミナー名》 弥生給与08平成19年度年末調整/バージョンアップセミナー(短時間集中コース)
【本日の感想】
短時間集中コースの開催でしたの、年末調整明細入力に要する時間がもう少し短いと判断をしたのですが、思ったより時間を要したようです。
毎月の給与処理に慣れていることと、年調処理がスムーズに行えることは違うものだと改めて感じました。
来年1月の書類提出までは忙しいと思いますが、年末調整は給与所得者の1年間の所得税を精算する為の大切な手続きです。
本日の内容をしっかり確認しながら処理を行ってください。
【本日の一問一答】
《質問》
退職者のみの[給与支払報告書・総括表]の印刷はできますか?
《回答》
はい、できます。
平成 18 年 1 月 1 日以後に退職した者 (給与支払金額が 30 万円を超える場合) については、「給与支払報告書」を提出することとなっています。また、給与支払報告書(総括表)の様式も、年間分と退職者分とに分けて提出できるよう改正されています。
弥生の給与計算ソフトで「退職者分」を出力する場合はの手順は以下になります。
手順
1.クイックナビゲータ の[年末調整]タブから[給与支払報告書・総括表]をクリックします。
2.給与支払金額が 30 万円未満の退職者を除いて表示したい場合は、[給与総支給額が 30 万円未満の退職者を含めて表示]のチェックをはずします。
3.[印刷]をクリックし、[種類]から[給与支払報告書(総括表):退職者分]にチェックを付けます。
4.印刷する自治体の[▼]から「印刷する自治体」を選択します。
5.プリンタの設定や書式の選択などを行い、[OK]をクリックします。
6.[給与支払報告書(総括表):退職者分]の印刷後、[給与の支払期間]と[報告人員]の[退職者]欄を手で記入してください。
【担当講師:竹平】
【セミナー情報】
《開催日時》2007年11月19日 10:15~11:45
《セミナー名》弥生給与08平成19年度年末調整/バージョンアップセミナー
【本日の感想】
本日より他会場より一足早く弥生給与ユーザーの方を対象とした年末調整セミナーの初日を迎えました。
この時期は連日講師役が続くので、体調管理にすごく気を遣うシーズンでもあります。
急に冬の気候になり、インフルエンザもはやっているようなので要注意ですね。
さて当コースは通常2時間で行うセミナーを1時間半に短縮して行う集中コース。
熟練者を対象としたコースです。
本日出席された方は会社としては弥生給与を10年近く使用、ご本人も弥生給与での処理が4年目というベテランの方。
勝手が分かっているだけにショートカットキーも使いながら、口頭ベースの説明どおりに手馴れた処理で行っていらっしゃいました。
今年の年末調整処理での改正点を中心に注意すべき点等間違いやすい点を中心に説明した次第です。
【'本日の一問一答】
《質問》
平成19年度の年末調整の終了処理後、19年度の源泉徴収票を印刷したい等の場合は、やはり終了処理時に保存しておいたバックアップファイルを復元する必要があるのでしょうか(08でここの考えが変わったかどうか)
《回答》
07までと同様、終了処理時のバックアップファイルを復元しなければ上記印刷や再年調の処理はできません。
ここは今年はじめて処理を行う方で間違いやすい点ですが、次回バックアップをする際に(例 平成20年1月給与処理への次月度更新時の際等)、この終了処理時のバックアップファイル名にそのまま上書きのバックアップを行った時点でこれらの作業ができなくなってしまう危険性があります。
理由はデータ上は年末調整年度が終了処理後に平成20年度に移行してしまうからです。
よって、年末調整終了時のバックアップファイルをとる際は、社名の後等に「19年度年末調整終了時」などのファイル名をつけて今後上書きをしないように別名のバックアップファイル名にて大切に保存しておく必要があります。
とても重要です。
【担当講師:澤口】